revivel~毎日が現実逃避~

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新型コロナ予防で面会禁止、ガンの進行は早まり治療をやめて自宅看取りを選択

家族や大切な人に会えない状況は

生きる希望を失う

 

 

愛する人に会えないまま

1日でも長く

生きたいでしょうか

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 4月30日(木)4:00

パートナーが天国に旅立ちました。

 

自宅看取りを決断するまでの記事はこちら

www.revivel.work

 

家で愛する人の最期を看取る

痛みのコントロールのために麻薬を使いだして、後半はコミュニケーションは難しかった。 

 

4月29日の昼からオシッコが激減。

オシッコが出なくなるのは、近いというサイン。

夜8:00頃から急に痰がゼロゼロし出して苦しそうになる。

先生に連絡するなら遅くなってから呼ぶより早い方が良いと思いコール。

 

当直の先生が吸引器を持って来てくれた。

コロナ予防のために、ゴーグルに手袋に完全防備。

 

私が元看護師だと知っているので吸引器を置いていってくれた。

(看護師でなくても、自宅看取りを希望の場合は、家族は教えてもらって吸引をすることができる)

 

2日ぐらい前から言葉を発することもなくなっていたけれど、耳だけは最後まで残ると言われている。

痰をとっては手を握り

泣きながら

「Nちゃん、大好きだよ!」

「Nちゃん、大好きだよ!」

 

2:00

少し休もうと思った。

 

Nちゃんは介護ベットをレンタルするのをずっと拒否してた。

理由は

私と一緒に寝られないから。

「一緒に寝られるならレンタルする。」って。

そんなん、あるわけないやん。

 

今度だけはそんな拒否もしていられないから介護ベットに寝ている。

 

一緒に寝たがっていたNちゃん。

 

窮屈だけど、隣に横になった。

体はぴったりついている。

究極の”蜜”

これなら何かあってもすぐに起きられるし。

 

退院してから約3週間、1~2時間の睡眠をこまぎれにしかとれていなかった。

 

 

静けさにハッと目覚めた。

眠ってしまった。

 

 

 

隣でNちゃん

すごく穏やかな優しい顔で

息絶えてた・・・

 

4:00だった。

 

自宅看取りから葬儀

悲しんでばかりいられずに、たくさんすることがある。

葬儀までのご安置も自宅を希望。

斎場に一人ぼっちにさせられないし

可愛がっていた愛犬タローと一緒に居られるから。

 

葬儀前日に、湯灌(ゆかん)と納棺の儀をおこなった。

納棺前のお別れの時に、納棺師(おくりびと)の方が「これで触れられるのは最後になります。ワンちゃんも良いですよ。」と言ってくれた。

 

そうしたらタロー

めちゃくちゃシッポを振ってNちゃんの寝ている布団の上に・・・

 

その日の晩

入れられてしまった棺に向かってタローがずっと鳴いていた。

 

涙は枯れることがないんだろうか。

どれだけ泣き続けたら枯れるのだろうか。

 

閉所が嫌いでMRI検査も嫌がっていたのに

焼き場に入れられて鍵を閉められて

 

 

遺族はどうしてこんなに残酷な場面を見届けなくてはいけないのか・・

死んだという現実を受け入れるために必要なのだろうか・・

手を合わせながら

泣きじゃくりながら考えてた。

 

大切な人を亡くして思うこと

亡くなる前日の4月28日の深夜

ほとんど言葉を発することがなくなっていたのに

突然

「レノン!レノン!」

と私を一生懸命に呼ぶ、か細い声が聞こえた。

介護ベットの隣に布団を敷いて寝ていた私は飛び起きた。

 

耳を口元に近づけてやっと聞こえた言葉。

 

「たからくじみて」

 

私に最後に残した言葉が「宝くじ、見て」だった。

 

長年買い続けていたロト6の宝くじ。

4月16日で終わっているけど、結果を確認できていなかったNちゃん。

 

私の経済的な心配を・・

あんな状態で

 

 

 

仕事復帰しても泣かずに1日もたせるのが苦労で、車に乗って一人になると泣いてしまうという日々。

あの日から毎朝、4:00ぴったりに目が覚める。

15日間アホみたいに泣き続けて

それを見ているタローはご飯を食べなくなって

このままじゃダメだと思っていたけれど

 

やっと今、涙をこらえることができるようになった。

人間は強い。

 

 

たまに、

『あの人はどうしてあんなに優しいんだろう』

と思うような人がいる。

私なりにわかったのは、

大切な人を亡くした経験をしているのではないか。ということ。

 

自分を必要としてくれる人や、身近な大切な人に

例えどんなに腹が立っても

滅多なことを言うものではない。

 

泣く理由は

あんなことを言うんじゃなかった!

どうしてもっと優しくできなかったのか!

 

終わりに

大切な人を亡くした人たちは、どうやって乗り越えているのか。

そんなことばかりを考えているときに出会ったのが、「愛する人を亡くした人の為の100の言葉」。

少し救われました。私と同じように悲しみの中にいる人がいたら、行ってみてください。

 

たくさんの優しさを教えてくれたNちゃんのためにも、前に進まなければいけない。

私はケアマネジャーとして、「自宅看取り」を支援する仕事をしている。そして、自分自身でも「自宅看取り」を経験して気づいたことがたくさんある。

1人で介護をしている、奥さんやご主人や子どもさんの支援をしてきていたつもりだったけれど、どんな思いでいるのか身をもって知ることができた。

後悔を少しでも減らせるようにお手伝いができたらと思う。

 

コロナ予防のために面会ができず、何日も顔を見ることなくお別れになってしまうのなら、家で寄り添ってお別れがしたいという人のために何かできること。

「自宅看取り」を考えているけれど”何もわからない”という人はたくさん居るので、お役に立てるような記事を書いていけたらと思うようになりました。

 

少しずつ前に進みます。

 

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